仮面
2003年2月15日サヨナラを告げてから
何日だろう。
5日。
あの時の記憶はまだ鮮明に覚えている。
その間にも世界は変わらないで・・・・
時間はさっさと過ぎていった。
都内巡り。
友達の新しい恋。
ケンカ。
たった5日間の中で・・・・こんなにあった。
こうやって少しずついろんなことに押しつぶされて古い悲しい記憶は・・・忘れていってしまうんだろうか?
こうやって私は・・・どんどん大切なことを知らない大人に変わっていくのだろうか?
もう手首の傷も痛みすら感じない。
カッターで切った手首から出る血の色を見て安心する。
”私は生きている”
もうそれすら感じない。
生きていて何になるのだろう?
失恋した。
そんなことを誰に告げて・・・何が変わる?
そんなことを友達に告げて・・・思った。
昨日の都内巡りだって・・・普通にみんなと笑いあえた。
こんなことがなかったように。
考えられないくらい忙しい日々を送っている。
慰めてほしいだけなのか?
私は・・・慰めを必要としてるのか・・・?
泣かない。
もうそんなことを決めて何年経つだろう。
自分に嘘を吐いて・・・何年になるんだろう。
今の私は何がほしいんだ?
普通の生活。
そんなのいらない。
大好きな人。
結局は別れる。
自分に嘘を吐いていると感じたのは昨日だった。
前にこんな私のことを好きだと言ってくれた人。
もう今は新しい彼女がいる。
電話をして、別れたということを告げた。
何も変わらないのに。
この人はリスカのことも知っている。
唯一知っている人。
「また切っちゃった。」
そんなこと普通に言える。
そんなことを言っても優しく支えてくれるんだ。
元彼には言えないことも言える。
電話を切った後、自分に気づいた。
嘘を吐いていた。
何か・・・支えがほしかったのかもしれない。
自分を支えてくれる誰かが必要だったのか?
自分に自己催眠をかけて・・安心していたのかもしれない。
全てが嘘だったのかもしれない。
今の・・この自分も嘘かもしれない。
本音を吐いているように見せて・・どこかで嘘を吐いている。
気づけば、彼氏のHPを探してネットにもぐりこんでいる。
URLなんて教えてもらえなかったけど・・・・どこかにあるかと思って探している。
なんのために?
あるわけないのに。
メルアドも削除した。
過去のメールも削除した。
思い出となったものも削除した。
未練なんて残らないように削除した。
自分の行動に惨めさを感じて止めた。
昔から感情を隠すのは得意だった。
嘘を吐くのも得意だった。
弱さを見せればどこかで必ずボロがでる。
それが怖かった。
強いふりをしていた。
弱くなんかない。
”大丈夫。私は強いから。”
その一点張り。
家族にも嘘を吐いた。
失恋したとかそういうこと悟られないように。
同情される?
冗談じゃない。
私はそんなに弱くない。
そして、自分にも嘘を吐いてきた。
彼氏にすら素顔を見せなかった私。
親友の肩書きを背負った友にも。
同じ血が流れているであろう肉親にも。
そして、自分にも。
何枚も仮面を持っている私。
数え切れないほどのガラスの仮面を覆っている私。
彼氏も・・・そうだった。
私にすらホントの顔を見せなかった。
似ていたのかもしれない。
似ていた。
悲しくなるほど似ていた。
だから、お互い惹かれあって、恋して、別れた。
そっくりな人間を見るのが嫌だった。
自分を映し出している相手が嫌いだった。
でも、愛してたんだ。
だから別れたんだ。
そう思うしかなかった。
そう思うしか・・・救ってくれなかった。
ホントの私は何処にいるんだろう・・・。
落ちているガラスの破片をを拾ってまた手首を切っている。
もう最初のころと違って血はどす黒くなっている。
あのころの自分はどこだろう・・・?
もうその記憶のかけらすら拾えないまま・・・。
戻りたいとは思っていない。
知りたいとも思っていない。
じゃあ、なんで探しているんだ?
小さい頃の記憶を思い出したくはない。
思い出したところで何が変わる?
これで、何枚目の仮面だろう?
偽りで塗り固められた私の仮面。
偽りで造られた私の感情。
偽りで造られた私。
私の前の仮面はどこにある・・・?
捨ててしまって・・・どこかに置いてきてしまった。
もうそれすら探そうとも思わない。
何を探している?
私は今、何を探し求めているんだ?
愛情?
友情?
同情?
感情?
信頼?
金?
そんなのいらない。
私が探しているのは・・・ホントの自分かもしれない。
仮面をかぶっていない自分。
・・・それを探して何になる?
それを見つけて何になる?
それもわからないまま・・・探している・・・。
ホントの私はどこにいる・・・・?
答えを求めているわけではない。
・・・・じゃあ、何を求めているんだ?
何日だろう。
5日。
あの時の記憶はまだ鮮明に覚えている。
その間にも世界は変わらないで・・・・
時間はさっさと過ぎていった。
都内巡り。
友達の新しい恋。
ケンカ。
たった5日間の中で・・・・こんなにあった。
こうやって少しずついろんなことに押しつぶされて古い悲しい記憶は・・・忘れていってしまうんだろうか?
こうやって私は・・・どんどん大切なことを知らない大人に変わっていくのだろうか?
もう手首の傷も痛みすら感じない。
カッターで切った手首から出る血の色を見て安心する。
”私は生きている”
もうそれすら感じない。
生きていて何になるのだろう?
失恋した。
そんなことを誰に告げて・・・何が変わる?
そんなことを友達に告げて・・・思った。
昨日の都内巡りだって・・・普通にみんなと笑いあえた。
こんなことがなかったように。
考えられないくらい忙しい日々を送っている。
慰めてほしいだけなのか?
私は・・・慰めを必要としてるのか・・・?
泣かない。
もうそんなことを決めて何年経つだろう。
自分に嘘を吐いて・・・何年になるんだろう。
今の私は何がほしいんだ?
普通の生活。
そんなのいらない。
大好きな人。
結局は別れる。
自分に嘘を吐いていると感じたのは昨日だった。
前にこんな私のことを好きだと言ってくれた人。
もう今は新しい彼女がいる。
電話をして、別れたということを告げた。
何も変わらないのに。
この人はリスカのことも知っている。
唯一知っている人。
「また切っちゃった。」
そんなこと普通に言える。
そんなことを言っても優しく支えてくれるんだ。
元彼には言えないことも言える。
電話を切った後、自分に気づいた。
嘘を吐いていた。
何か・・・支えがほしかったのかもしれない。
自分を支えてくれる誰かが必要だったのか?
自分に自己催眠をかけて・・安心していたのかもしれない。
全てが嘘だったのかもしれない。
今の・・この自分も嘘かもしれない。
本音を吐いているように見せて・・どこかで嘘を吐いている。
気づけば、彼氏のHPを探してネットにもぐりこんでいる。
URLなんて教えてもらえなかったけど・・・・どこかにあるかと思って探している。
なんのために?
あるわけないのに。
メルアドも削除した。
過去のメールも削除した。
思い出となったものも削除した。
未練なんて残らないように削除した。
自分の行動に惨めさを感じて止めた。
昔から感情を隠すのは得意だった。
嘘を吐くのも得意だった。
弱さを見せればどこかで必ずボロがでる。
それが怖かった。
強いふりをしていた。
弱くなんかない。
”大丈夫。私は強いから。”
その一点張り。
家族にも嘘を吐いた。
失恋したとかそういうこと悟られないように。
同情される?
冗談じゃない。
私はそんなに弱くない。
そして、自分にも嘘を吐いてきた。
彼氏にすら素顔を見せなかった私。
親友の肩書きを背負った友にも。
同じ血が流れているであろう肉親にも。
そして、自分にも。
何枚も仮面を持っている私。
数え切れないほどのガラスの仮面を覆っている私。
彼氏も・・・そうだった。
私にすらホントの顔を見せなかった。
似ていたのかもしれない。
似ていた。
悲しくなるほど似ていた。
だから、お互い惹かれあって、恋して、別れた。
そっくりな人間を見るのが嫌だった。
自分を映し出している相手が嫌いだった。
でも、愛してたんだ。
だから別れたんだ。
そう思うしかなかった。
そう思うしか・・・救ってくれなかった。
ホントの私は何処にいるんだろう・・・。
落ちているガラスの破片をを拾ってまた手首を切っている。
もう最初のころと違って血はどす黒くなっている。
あのころの自分はどこだろう・・・?
もうその記憶のかけらすら拾えないまま・・・。
戻りたいとは思っていない。
知りたいとも思っていない。
じゃあ、なんで探しているんだ?
小さい頃の記憶を思い出したくはない。
思い出したところで何が変わる?
これで、何枚目の仮面だろう?
偽りで塗り固められた私の仮面。
偽りで造られた私の感情。
偽りで造られた私。
私の前の仮面はどこにある・・・?
捨ててしまって・・・どこかに置いてきてしまった。
もうそれすら探そうとも思わない。
何を探している?
私は今、何を探し求めているんだ?
愛情?
友情?
同情?
感情?
信頼?
金?
そんなのいらない。
私が探しているのは・・・ホントの自分かもしれない。
仮面をかぶっていない自分。
・・・それを探して何になる?
それを見つけて何になる?
それもわからないまま・・・探している・・・。
ホントの私はどこにいる・・・・?
答えを求めているわけではない。
・・・・じゃあ、何を求めているんだ?
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